2023.10.05

9月30日、10月1日の2日間にかけて、宮城県は石巻市からスタートする。Go!Go!ラリーin東北に行って参りましたので、少しご紹介いたします。

このイベントは、発起人である唐沢寿明さんが2011年3月11日発生した東日本大震災の復興チェリティイベントとして、2019年より毎年開催するクラシックカーラリーイベントです(コロナ禍により開催中止の期間あり)実は、昨年も協賛させて頂き参加予定でしたが、コロナに感染して参加を断念経緯があり、今回は万全の状態参加してきました。

9月30日、昨日までとは違い肌寒く天候も心配される中、石巻市南浜アリーナを出発。仙台市内に向けて様々なポイントを経て2日間約320kmのコースを110台以上の個性溢れるクラシックカーやその他の車両が疾走しました。

 

 

サプライズゲストは、俳優の竹内涼真さんでした。イケメンすぎましたw

 

初日は、震災時に甚大な被害のあった女川町などを走行しました。女川町は人知を超える高さ20mもの津波によって、町内の住宅の7割が流失し、人口のおよそ1割の方が尊い生命を失うという未曽有の災害に見舞われました。震災時のそのままの状態で保存された大川小学校は、海から3.7kmも離れているため当時は安全かと思われていましたが、その想定外の津波によって多くの犠牲者を出すことになってしまいました。町は見事に復興を遂げていますが、大川小学校は当時を忘れないように大切に保存されていました。

 

その後、女川ハマテラスにおいて、唐沢寿明さん、谷原章介さん、サプライズゲストの竹内涼真さんによって植樹式が行われました。大川小学生、女川ハマテラスもその途中の沿道などたくさんのギャラリーの方に手を振って応援頂き、このイベントが地域に方にとってとても愛されているのが良く感じ取れました。

1日目は約200kmを走行して、宿泊先のウェスティンホテル仙台に宿泊です。

美味しい食事とお酒を楽しみながら表彰式とものまね芸人”JP”さんのライブショーなどもあり、大いに盛り上がりました。

パーティーの序盤では、大手スポンサー様を差し置いて代表として挨拶する珍事件?!もありましたが、当日の事や自身の車談義に花を咲かせていました。

2日目は8:00スタートとなり、ゴールの石巻市南浜アリーナに向けて120kmほど各地を立ち寄りながら走行して行きます。

ラリレースですので、PC競技があります。本格的な装置をつけている方や、キッチンタイマーを用いいて計測する方など様々でしたが、我られのチームは口頭でのカウントアップでしたw2日め

最初に訪れる奥州街道の宿場町「富谷市新町」です。 当日は熊野神社の例大祭「街道まつり」が行われており、趣のある街道をパレードの様に走行します。(お祭り期間中歩行者天国となっていますが、レースに参加した車両のみ走行可能)

唐沢さん山口さんご夫婦も2日目出発です!

 

事前に渡された記念バッジを、お子様になどに配りました。

 

2日目も多くのギャラリーの方が、手を振り応援して頂きました。レースも終盤に差し掛かります。2日目は少し汗ばむぐらいの秋晴れで、クラシックカー達も最高のコンディションで優雅に走っていました。

ここで、当社がこのレースに関わることになってきっかけをお話しします。数年前宮城県のお客様にポルシェを納車した際に、今回のイベントの運営を携わるN様をご紹介頂きました。

その後N様がそれまで、大切にされていた拘りの991.1カレラをお譲り頂くため石巻市に訪れたのが最初の出会いでした。N様は震災により会社の自宅の一部も無くされ、当時所有されていたポルシェも無くされたそうです。当時の様子を被災者の方から直接聞く機会など今までありませんでしたので、聞いたときにはかなりの衝撃でした。

お譲り頂いたカレラは、震災後復興が進む中初めて購入したポルシェで、奥様とお二人で旅行に出かけるなど特別な思い入れのあるカレラだと伺いました。

2011年3月はまだ私はサラリーマンでした。画面の向こう側で震災を目の当たりにしましたが、何もする事が出来ませんでした。正確に言うとしませんでした…  です。

N様に後日GO!GO!ラリーについての案内がありました。東北の復興のためのイベントと聞き、すぐに協賛させて頂く事を伝えたのが2年前の出来事です。

遅すぎる行動ですが、微力ながら被災地の力になれば良いと思い昨年に引き続き今年も協賛と参加させて頂きました。

トラブル(故障)に見舞われた方も数台いらっしゃったようですが、レースは無事に完走。

 

 

2日間でしたが、あっという間の楽しいイベントでした。

何より、参加者の方、運営の方、沿道や会場に訪れたギャラリーの方すべての方は温かく、優しい方ばかりでした。唐沢さんはじめ芸能人の方も常にファンサービスを忘れず笑顔で対応しているのも印象的でした。

 

 

ラリーイベントは初参加でしたが、貴重な体験と楽しい時間を過ごす事ができ、とても幸せな2日間でした!

来年はドライバーとして参加したいな…

 

 

朝の顔!谷原章介さん ファンサービスは半端ない!

 

日本からポルシェの本拠シュトゥットガルトまでおよそ1万キロを走破した356クラブオブジャパン鈴木会長の356Aです

 

 

 

お二人が公のイベントで一緒に出かけるのはこのイベントだけだそうです。山口さんいつもでも変わらない!

 

スピードを競うレースではなく一緒に景色を楽しみながら走るレースです。

 

コ・ドライバーで参加した1957年356A です。 ゼッケン32

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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