2023.09.17

当社初のレストモッドポルシェ911 ”Smyrna”が本日よりリリースとなります! 出会いは昨年の暮れになります。現地ビジネスパートナーよりポルシェセンタークラシック部門の責任者より紹介したい人とポルシェがあると1通のメールから始まりました。

彼の拠点からは遠く3000マイルほどあるフロリダに彼とポルシェがいました。フロリダのポルシェセンターのイベントに展示してあるとの事で、すぐさま飛行機で現地入りしてもらったのは記憶にあります。

アメリカを象徴するような巨大なショールームの中心に展示したあった。911Tはその時点では名前はありませんでしたが、独特のオーラーを放っていました。ショールームに訪れる多くの人は足を止めて、その911Tを眺めていたそうです。

そして、911Tのオーナーであり、この911Tのビルダーでもあるマーク・ズーリンデン氏を紹介して頂き、車両の詳細な説明や製作に纏わるエピソードなどをパートナーを介して伺いました。

同じくアメリカに拠点を置くシンガービークル、ガンサーワークスやヨーロッパでは、RUF(今はオリジナル)などがポルシェを題材にしてオリジナルビルドしていますが、その多くは964、993型をベースにしています。

Smyrnaは1972年911Tをベースにしており、所謂901型ベースです。搭載するエンジンや、足廻り(964以降はコイル式サスペンション)の事を考えると、964型以降がベースとして適しているとお思いますが、当時のマーク氏はその個体に特別な

エピソードがあり(ラインナップ詳細に記載)ビルダーだった彼は、単にレストアするのではなく、自分なりの911Tを作り上げようと3年の歳月をかけて作り上げました。

初のレストモッド、円安、フロリダからの国内輸送(アメリカとはいえ端から端までの輸送)提示された金額… 最初はちょっと厳しいなぁと言うのが本音でした。

とはいえ、1972年にわずか24台のみ作られた911ST2.5をオマージュしたリアスポイラーレスの前後オーバーフェンダー仕様のボディにエンジンはカレラ3.2Lをベースにカーボンパーツやオリジナルのエアクリーナーボックスやファンネル、足廻りも

コイルオーバー化されるなどの徹底ぶりで、当時のパーツを流用しつつも、最新のパーツで武装する手法は、個人的に大変ストライクな1台でした。

ビルダー本人から譲り受けるので、遠隔でのアフターフォローも受けることが出来るのも、迎え入れる理由の一つでもありました。

輸送途中に記録的な寒波で大幅に遅れるトラブルなどもあり、日本到着が遅くなってしまいましたが、ようやく本日を迎えることができました。

 

果たして、まともに走ることができるの? ただ単に改造しただけで大丈夫なの? そんな疑問もあるかと思います。私も実際に走るまでは、心の片隅にありました。今回8月初旬の猛暑日の中、福井県のタカスサーキット様の協力を頂き、Smyrnaの実力を

試してきました! 本日公式Youtubeチャンネルにて公開予定ですので、ご覧頂き、メンバー登録のまだの方はメンバー登録の上ホームページでSmyrnaをご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

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