2024.09.05
遡ること51年ほど前1973年。FIAグループ4GTのためホモロゲーションモデルであった通称”ナナサン・カレラ”はダックテールスポイラーが特徴的なモデルで今となっては伝説とも言える911です。そのオマージュモデルとして、2020年からリリースされたヘリテージエディションの第2段として蘇ったのが911スポーツクラシックです。
現行の911ターボ用のワイドボディを採用し、カーボン製のダックテールスポイラーや専用のボディカラー”スポーツグレーメタリック”、1963年当時を再現したポルシェクレスト、ナロー時代のFuchsホイールを彷彿させるスポーツクラシックホイールなど、エクステリアだけでも十分にその価値が理解できるオーラを放っています。
インテリアは、ブラックのナッパーレザーにスポーツクラシック専用の白黒のペピーターパターンを採用。パルダオインテリアパッケージのオープンポアウッド,“911SportClassic”のレタリングとシリアルNo.を刻印したプラーク、そして初期のナローに採用されたグリーンの文字盤…
そして極め付けのパワートレインは、RRレイアウトとして、3.7Lフラット6ターボエンジンに7速マニュアルトランスミッションを採用。RRのマニュアル車としては911市販車史上最もハイパフォーマンスな仕様となります。
最近では、GT3系をベースにパフォーマンスをあげるスペシャルモデルの展開が多い中、ターボをベースに引き算による(4WDの廃止、PDKからマニュアル、580ps→550ps)
この911スポーツクラシックは、想像の斜め上を行くポルシェのクルマ造りに対する拘りが強く感じられる1台です。
ONE of 1250.
このスポーツクラシックに刻まれたシリアルナンバー”1000”。 オーナーが、ポルシェにリクエストして特別に採番されました。特別中の特別な1台。
ショールームに常時展示しておりますので、その圧倒的なオーラを感じとってみてはいかがでしょうか。