2026.09.15
【NOW ON SALE】911と同じ感覚で走る4ドア。パナメーラ プラチナエディションのご紹介
メディエイトカーズ メディア担当の伊SHUNAです。
今回は在庫車両の紹介記事になります。
今回紹介するのはパナメーラ プラチナエディションになります。人気のある装備を多数標準化しながら、エレガントに仕立てた特別仕様車です。

・パナメーラという立ち位置
2009年にデビューしたパナメーラは、それまでのポルシェにはなかった4ドア4シーターというパッケージを持ち込んだモデルです。車名の由来はメキシコで開催されていた公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」。名前からしてスポーツカーの血統を主張しています。
正直に言うと、僕自身これまでポルシェといえば911や718ケイマン/ボクスターといったスポーツモデルが好みでした。パナメーラをしっかり乗る機会は今回が初めてです。その先入観がどうなったかは、後半のインプレッションで書きます。
・プラチナエディションとは


2021年11月9日に発表した特別仕様車です。「パナメーラ」「パナメーラ4」「パナメーラ4 E-ハイブリッド」の3モデルに設定されました。
この特別仕様車の面白いところは、単なる記念モデルではなく、人気の高いオプションが最初から標準装備として組み込まれている点です。パナメーラはオプションの選択肢が膨大で、新車オーダー時に何を付けるかで総額が数百万単位で変わるモデル。中古で探すときも「あの装備が付いていない」という理由で見送りになることが多い。プラチナエディションは、その悩みどころを最初から埋めてある構成です。
・エクステリアの専用装備
プラチナ色に塗装された21インチ「エクスクルーシブデザインスポーツホイール」、ブラックのスポーツテールパイプ、プライバシーガラス、ハイグロスブラックのサイドウィンドウトリム、「エクスクルーシブデザインテールライト」。リアの「Porsche」ロゴとモデルロゴもプラチナ色となります。
ヘッドライトは最上級のLEDマトリックスヘッドライト(PDLS Plus付)。単体オプションでは40万円クラスの装備です。サイドシルエットはサルーンらしく、非常に伸びやかで美しいラインを描いています。

・インテリアの専用装備
GTスポーツステアリングホイールとパワーステアリングプラス、メモリーパッケージ付14way電動調節機能付コンフォートフロントシート、ヒーター付リアシート、BOSEサラウンドサウンドシステム、ブラックのブラッシュアルミニウム インテリアパッケージ、ポルシェクレストエンボスヘッドレスト。加えて”Platinum Edition”ロゴ入りドアエントリーガードなどが標準装備されます。





センターコンソールにはエアコン、PASM、シートヒーター、ベンチレーションの操作系が集約されています。メーターは中央がアナログのタコメーター、その両サイドが液晶ディスプレイという構成。デジタル化が進むなかで、中央だけアナログを残すのはポルシェらしい部分です。

開放感あふれるパノラミックルーフシステムも標準装備。リアのトランクは電動ゲートで、容量は約500Lあります。


・スポーツデザインパッケージという追加要素
こちらの個体はさらに、オプションのスポーツデザインパッケージを装着しています。
フロントスポイラー、サイドスカートの形状が専用品となり、リアディフューザーはボディ同色で塗られます。
エレガント方向にまとめられたプラチナエディションに、スポーツデザインパッケージで押し出しを加える。上品さとスポーティーさが両立したエクステリアになっています。


シートは4+1が選択されているため、5人乗車が可能です。

・走らせた印象
高速道路:モード変更の振れ幅が大きい
まず驚いたのが、モードによるキャラクターの変化量です。街乗りをノーマルモードで走ってきて、高速に乗るタイミングでスポーツプラス、PASMも固めに切り替えたのですが、そこで完全に別の車になりました。
ハンドルのレスポンスが明確に上がり、合流でぐるっと旋回するような場面でもロールが減る。ステアリングに対する車の反応が一段シャープになります。ノーマルモードで走っている限りは「高級サルーンだな」という印象しかなかったのが、ここでスポーツカーの顔がはっきり出てきました。
ノーマルモードでの快適性も相当なものです。かなりしっとりしていて、段差の入力もよく丸められる。ロードノイズは少し聞こえますが、これだけ大径のホイールを履いていれば仕方のない範囲だと思います。スポーツプラスにすると車高が下がって足も締まり、段差の当たりに少し角が出て、ハンドルも重くなる。この差がはっきり体感できるのが面白いところです。
加速:数字以上に十分
2.9L V6ツインターボ、330PS/450Nm。正直、数字だけ見たときはこの車体に対して非力なのではないかと思っていました。
実際に踏んでみると、印象は完全に変わります。まず大前提としてすごく安定している。450Nmのトルクが低速から出るので街乗りもしやすく、合流でアクセルをベタ踏みにしてもトラクションを失う様子がまったくない。安心して加速していける、危うさのない車です。ある程度のパワーを確保しつつ快適性を忘れていない。それでいてモード変更でスポーツカーの顔も出てくる。
PDKは911とは違う味付け
同じPDKでも、911や718ケイマン/ボクスターと比べるとかなりマイルドです。発進時のクラッチミートがゆっくりで、滑らかに、なるべくショックが出ないようにという味付け。スポーツモデルはアクセル入力に対してレスポンス重視ですが、パナメーラはまったりしている。ここは明確にキャラクターを分けてきているなと感じました。
山道:ここが一番の驚きでした
高速の後、山道に持ち込みました。スポーツプラス+マニュアルモードです。
他メーカーのサルーンと決定的に違うのは、やはりポルシェが作っているということ。ドライバーが主体で、スポーツカーが土台にある。それをハンドリングで強く感じます。切っていても車重を感じない。切った分だけしっかり曲がっていく。ステアリングを入れた瞬間から車が反応します。
ドライバーが「このくらい曲がりたい」と思って切った量に対して、リニアに反応してくれる。だから911と同じ感覚で運転できてしまうんです。これだけロングホイールベースの車で、他のスポーツモデルと同じ感覚で山を走って、不満が何もない。
ブレーキも扱いやすい。カックンと効くのではなく、リニアに立ち上がっていきます。踏んで抜いていくときのコントロール性も良い。全体的に角が丸くて扱いやすい車です。
ノーマルモードでゆっくり走っていたときは、ポルシェとはいえ少し大人しすぎるんじゃないかと思っていました。それがここに来て、ちゃんとスポーツカーの顔がある。モードの切り替えでメリハリがしっかり味付けされているからこそです。操る楽しさがきちんと残されていました。
快適性も妥協なし
撮影日は40℃近い暑さでしたが、シートベンチレーションのおかげで快適そのもの。BOSEサラウンドサウンドシステムの音質も良く、快適性の面でも妥協がありません。快適性を確保しつつ、ワインディングを楽しむ余裕もある。
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