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ポルシェ911 GT3RS (997) ARQRAYチタンマフ








































DETAIL
正規D車 可変バルブ機構 雨天時未使用車
ATSツインプレートクラッチ PCCB
PRICE
SPECS&EQUIPMENT
▼ 装備詳細
モデル年式
2007年走行距離
29900kmボディカラー
オレンジインテリアカラー
ブラック乗車定員
2名登録年
2007年5月車検
2020年10月修復歴
なしグレード
GT3RSワンオーナー
-▼ スペック
ミッション
6速マニュアル
最高出力
415ps型式
ABA-99776RS使用燃料
ハイオク駆動方式
2WD(RR)エンジン
水平対向6気筒過給器
なし排気量
3,600cc車両重量
1,420kg特別装備
グループMエアクリ スポクロ PASM フルセグナビそのRS中毒性高し。
鮮やかなオレンジのレンシュポルト。歴代オーナーが我が子のように大切にした飛び切りの1台である。その証拠は随所に見られる。
ドアを開ければスカッフプレートには傷がなくドアヒンジ付近にも長年堆積するであろう埃や油汚れなど一切無い。
かと言ってオブジェのようにガレージに眠っていた訳でも無く、しっかりとツーリングやドライブなど普通に使用していたのだから驚きである。
先日ポルシェセンターのベテランのメカニックと話す機会があった。ポルシェ、特にGT系のエンジンはエンジンが温まった時に本来の
パワーを発揮させる為に熱膨張を考慮してクリアランスを設定していると言う。なので、GT系は適度に乗ってあげないと調子が悪くなるよと…
なるほど、希少価値が高いからと言って距離を延ばしたく無いからガレージで眠っていると元気が無くなるそうだ…
その点このGT3RSは幸せ者である。
普段は屋根付きガレージ保管され、雨天時は未走行、各イベントやツーリングに参加し、近距離から遠距離もこなしてきた。
サーキット走行はしなかったが、バンパーやボンネットに数カ所見られる飛び石傷を見ると、このGT3RSが本領発揮する領域でも走っていたことが
窺い知れる。
けして過保護にならず、乗り過ぎず乗らなさ過ぎず、乗ったあとは手厚くケアする。
新車から13年が経つ車両だかそんなことは微塵も感じさせずさらに輝きを増しているように感じられる。
テスト走行を行なったが、その調子の良さはすぐに理解できた。
この世に2本しか無いと言われるARQRAYのフルチタンマフラーや、GruppeMのラムエアシステム、ATSカーボンツインクラッチ&デフ(LSD)のアシストもあり、今まで乗ってきたGT3シリーズに比べてもすごく軽快。下から上まで一気に吹けあがるのは体感したことが無いほどの素晴らしいフィーリングである。
また室内の”SPORT”ボタンをONにすれば禁断のバルブが解放され、フルチタンマフラーから吐き出されるフラット6のエグゾーストノートはレーシングカーの領域のような快音となる。
一人ニヤつく顔を抑えるのが大変なぐらい良い音である。
これは病み付きになってしまうに違いない。
ポルシェファンには、997型のみを愛する人も多い。その中でも最高峰であるGT3RSは特別な存在である。
この911GT3RSは今日、今からでも全開走行出来るように常に良いコンディションをキープする為にオーナーが大切に育てた至極の1台です。
あの音と走りを知ってしまったらもう毎日乗りたくて仕方が無くなるかも…。
今回も良いポルシェに出会えたことに感謝。